健康コラム|歯とお口の健康について
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もし、歯が抜けてしまったら?

記事提供/医療法人社団 いのこ歯科医院 理事長 猪子光晴

 パート2に続き、不幸にして歯が一本無くなってしまった時の治療法です。
 今回は歯牙移植について長所・短所をお話しします。
 まずは歯牙移植とは、歯のない部分に歯が収まる穴をあけ、その部分に余った親しらず、転位歯つまり噛み合わせに関係ない歯を移し替える処置です。
 歯牙移植の長所…(1)抜けた両隣の健康な歯を削らなくて済む。(2)自分の歯の様に噛めるようになる。(3)元々の歯とわからない(歯の神経も回復)ぐらいになることもある。短所…(1)移植するための余分な歯が無いとできない。(2)骨がないとできない時がある。(3)抜けたところの幅が移植歯よりも狭いとできない時がある。(4)自分の歯のように長持ちすることもあるが、一般的には10年ぐらいの生存率と考えた方が良い。残念ながら歯がつかないこともある。(5)保険でできないときがある。
 前回お話したブリッジが一般的な治療になりますが、健康な歯を土台として削らないで済む歯牙移植は一番の長所でしょう。
 歯牙移植は保険でも一部認められた処置ではありますが、埋伏歯を専門医で抜歯をする場合が多いように主治医に確認してください。
 また、インプラントについては次号以降お話します。

歯牙移植 奥歯を1本失った場合

         
余っている親知らず 親知らずを抜きます
親知らずを抜けた部位に歯牙移植を行います。抜けた歯の両隣の健康な歯は削らないで済みます。
 

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